函館からスーパー白鳥 [鉄ネタ]
以前、函館駅でキハ183の普通列車を見かけた記事を書きました。
その前日から函館で仕事があり、終わった後に青森方面へ移動しました。
函館運転所側を見ると、運転休止中のキハ183-500番台がずらり。
厳密には500番台の他、400番台、550番台も含まれてます。
何とも残念な光景です。
函館駅を出発すると、先ほど見かけたC11が入替中。
C62 3の運行が長続きしなかったのは維持費が高くついたのでしょうか。
C11クラスが扱いやすいのでしょう。
余談ですが、C11の重量は66tとDE10の65tとほぼ同じですが、
駆動輪が3組でその荷重は37tです。
DE10は5組の車輪全てが駆動輪のため、駆動輪荷重も65t。
駆動輪荷重が牽引力に比例するため、DE10の方が遙かに重い列車を牽引できます。
私のおおよその計算ではC11は仁山駅付近の22.6‰の勾配では客車5両を牽引するのが限界です。
C11はリアルにあえぎながら走っているのだと思います。
来年廃止予定の知内駅です。
旅客駅としては廃止になるものの、貨物の信号場としてはトンネル直前の新幹線退避施設として以前にも増して重要になるようで、線路の増設工事中です。
写真を見ての通り、2線待避線が設けられます。2線とも使うのは稀でしょうが、ダイヤが乱れた際は、2列車を退避することが出来ます。
青函トンネルに入ると、蟹田まで止まりません。11月で廃止予定の海底駅は通過です。
その竜飛海底駅通過中です。
新幹線でもこのような表示を出してもらえるのでしょうか？
せめてJR北海道車両だけでも残してもらいたいです。
この日は妻の実家へ向かいました。
おまけ
函館でこのような模型を買いました。
普段、模型に手を出していないのですが前日夜に訪れた函館市内のバーで鉄分の濃そうな方がおられたので、話しかけてみたところ、この模型を作った本人でした！
お名前は増井さんとおっしゃられてました。
子供の頃から鉄道好きで鉄道会社に就職したものの、自分で模型を作りたくなり独立されたそうです。
会社はグレイスモデルといいます。
元鉄道会社の人脈を駆使して車両メーカーから図面を入手したり、車庫の一般公開イベントにメジャー持参で参加したり、武勇伝のような苦労話をうかがうことが出来ました。
いつ、製作に取り掛かれるのかが心配です(汗)
北海道に新幹線が通るなんて、子供のころは遠い未来の話のように感じていましたが、もうカウントダウン状態なんですねぇ。
脱サラで模型会社を起こすなんて、僕の親友が聞いたら羨まし過ぎて失神してしまいそうな話（笑）ですが、リスクを背負ってのその「一歩」を踏み出した人たちは応援したくなりますね。
by soraneko (2013-08-16 21:47)
もう高架橋は姿を現しており、びっくりします。
新幹線が開業すると新函館~仙台が2時間台になり、日帰り圏になります。
これがどのような変化をもたらすのか注目しています。
鉄道模型の方など趣味を仕事に出来るってすごいなという気持ちとうらやましいという気持ちがあります。
趣味でも極めるってすごいですね。
by teruteru (2013-08-17 00:22)
増井さんと言う方は、鉄の臭いでもしたのでしょうか？（笑）
今回行けなかった函館市内、この模型を手に入れる事も視野にいれていたんですよ。
by suzuran6 (2013-08-19 15:52)
suzuran6さん
鉄の臭いがしましたよ～(笑)
実のところ、奥様と思われる女性同伴でマスターと函館市電の話をされてました。
私が「市電の関係者ですか？」と話しかけたところ、この模型を作られた方でした。
続けて「車体はアルナ工機で台車は住重ですか。形状の特徴が…」と問いかけたところ、あとはいろいろなお話を伺うことが出来ました。
模型は増井さん情報で駅のキオスクにて入手しました。
by teruteru (2013-08-19 21:11)