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09日本シリーズ第4~6戦 [その他]

 平日のゲームは仕事でちゃんと見られませんでしたが、、

第4戦、巨人先発高橋尚は3者連続三振の立ち上がり。
絶好調でしたが、このピッチャー、かなりのお調子者。
本来、低めの制球とスクリューボールで勝負するピッチャーなのですが、欲が出たのか力勝負に行って打たれました。
この3回の4点が重くのしかかり、日ハムの連打攻撃が決まって2勝2敗となった。

第5戦、ゴンザレスと藤井の投手戦。厳しいマークで打てない稲葉に対して、高橋が当たってます。
第1戦でノムさんが解説した通り、稲葉はコースで、スレッジは球種で打つ打者。
高橋が孤軍奮闘しても前後の打者を抑えられては自慢の打線がつながりません。
8回に高橋の本塁打で1点リードしたものの、9回に今期救援失敗無しの武田久がまさかの4球で2本塁打を被弾。
阿部を平気で7番に据えられる巨人の底力。
阿部はCSからリードに目を見張るものがあります。
短期決戦用に普段と組み立てを変えています。
シーズンは球種やコースを散らして狙いを絞らせないイメージでしたが、短期決戦では実用に同じ球を多用して攻めます。
データ野球の今日では、非常に有効です。
配給を読まれる前に決着をつけてしまえばいいのです。
日ハムが厳しいかなと感じます。

 第6戦、日ハムに11安打を浴びながら4投手のリレーで完封。
81年、巨人vs日ハムの第5戦。巨人の西本投手が日ハムに13安打を浴びながら完封したのを思い出します。
結局、選手層の厚さで巨人が勝ったように思えます。
原監督の下、育成選手の活躍が目立ちました。この中から主軸となる投手、打者が現れてほしいです。育成出身の松本選手の俊足に焦り、稲葉ほどの名手がお手玉と転倒をするほどでした。
この試合に限らず、巨人の代走、鈴木の俊足は凄まじく、3回の盗塁はいずれも初球。日ハムバッテリーが彼の俊足振りを知らないかのようにあっさりと決めてます。
本塁打以外にこのような攻撃が出来るのも今年の巨人の特徴です。

 81年の巨人vs日ハムと同じ4勝2敗で巨人の優勝。歴史が繰り返されたように思えました。
そして、梨田監督は選手時代から数えて4回目のシリーズでまたもや日本一を逃しました。
30年前の11月4日。3勝3敗で第7戦に突入した近鉄vs広島の日本シリーズ。
どちらも勝てば球団史上初の日本一、1点リードの広島が9回裏、近鉄に無死満塁とされてしまう。
ここで広島の江夏が一世一代のピッチングを見せ、見事にこのピンチをしのいで日本一に。
梨田は念願を果たせず、江夏のピッチングは故・山際淳司によって「江夏の21球」として伝説となった。

最後に、「ダルビッシュよ、これでつぶれないでくれ! 92年の岡林にならないでくれ!」と願うばかりです。


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