出張でGO

　今週は諏訪湖方面と青森方面の出張があった。
連チャンで出張するなんてホント久々。今回はいろいろな乗り物を楽しめた。

JRに関しては金券ショップで買ったJR東日本株主優待券を使ってチケット購入。多分正規で買うより安くなっているはず。

1.新宿→上諏訪；高速バス(岡谷行)　★★★
　JR特急の半額程度の料金がウリ。今回は新宿を満席で発車。同時刻に松本行があるのにあえて岡谷行を設定しているのもこの乗車率ならうなづける。
双葉SAで休憩。最近のバスはトイレつきなので休憩しなくてもよさそうだがいい気分転換になる。ここからは5～10分おきにこまめに高速上のバス停に停車。甲府以降の山梨県内のバス停でコンスタントに利用客があり主なターゲットとなる乗客はこちらのよう。諏訪インターまで来ると満員だった乗客は数えるほど。
この日は開業20周年でこんなウエットティッシュが配られた。

 

2.下諏訪→新宿；JR特急あずさ(E257系)　★★(中央線以外は★★★)
　中央線の183系特急の後継として投入された電車。10年前から運転されているE351系のように振り子式ではないためカーブの多い中央線では所要時間がかかってしまう。
JR東日本では振り子電車を活かせる数少ない区間のため個人的には残念に思う。せめてN700系新幹線で採用されている車体傾斜制御でも使ってもらいたかった。
　噂ではJR東日本社内でこのE351系は失敗作らしい。予定よりカーブの通過速度が10～15km/h低かったのと路盤への負荷が大きいようだ。同時期に作られたJR東海の373系と比較するとその違いがわかるらしい。JR東日本においてこれまで振り子車の運転経験がなかったことが影響しているらしい。
加速も悪くはないので中央線以外であれば十分な性能なのだろう。中央線には車体傾斜式電車を投入してE257系は踊り子や草津など185系置き換えに使ってもいいのではと思った。
もっとも中野から各駅停車になる中央線快速を三鷹まで緩行線を走らせれ、通勤電車を早期に201からE233系に置き換えて120km/hダイヤを実行するだけで5～10分は時間短縮できるでしょう。

3.東京→八戸；東北新幹線はやて(E2系)　★★★
　長野新幹線と共用で東北区間で275km/h運転と長野区間では軽井沢の手前の碓氷峠を登る性能を兼ね備えた性能の電車として登場。ゆえに同世代の700系新幹線と比べても加速が高いように感じる。
乗り心地も評判の高かった200系以上で現在の標準タイプとなっている。
大宮－仙台ノンストップ運転が特徴でビジネスマンの利用が多い。驚いたのは仙台から乗ってくる乗客の多さ。八戸延長、停車駅の少なくスピードの速いはやて登場のおかげでマイカーから新幹線へ切り替えるビジネスマンが多いのだろう。

4.八戸→青森；JR特急スーパー白鳥(789系)　★★★★
　JR北海道の電車。振り子や車体傾斜は採用していないが青函トンネルの登りを140km/hで走る性能を誇る。鉄道車両の走行性能を示す指標として速度種別というものがある。これは1％の登り勾配で出せるスピード。この条件で789系は175km/hをたたき出す。おそらく在来線特急最強の動力性能。
駅を出発して一気加速して東北線の最高速度130km/hに到達し、余力ありありの走りをする。
次の停車駅に早く到着することもあるようで時々長めに停車していた。
　北海道新幹線が函館開業するとこの電車は他へ転属するはず。とは言え札幌圏しか行き場はないのであるが785系を廃車にするのか？それとも今以上に特急を増発させるのか。785系も160km/h運転できる走行性能。JR北海道さん、札幌－旭川の踏み切り全て撤廃して160km/h運転させませんか。新幹線が走る予定もなく、線形や列車運行密度を考慮すると石狩川鉄橋以北(幌向－旭川)が現実的か。

5.弘前→浜松町；高速バス(ノクターン号スーパーシート)　★★★★
　東名以外の夜行バスの草分け的存在ノクターン。数年前からスーパーシートが設置されたので早速乗ってみた。
横2列のまぁなんと広い座席だこと。足載せと座席に隙間がありますが足を横に伸ばせたまま寝られるため至って快適♪
大泉洋が「東日本の(高速バスの)女王」と絶賛しただけのことはあります。
＋￥3,870という微妙な価格設定ですが一度お試しあれです。
個人的には
・足載せと座席の間にレッグレストを追加してほしい
・上り便のみでかまわないので東京駅の前で降車できないか(JRバスが関与しない運行のため東京駅には入れない)
　余談ですが高速バスの場合、東京側より地方側のバス会社便の方がサービスや運行に熱心であることを感じます。