12年12月津軽の旅 その2.特急つがる、弘南鉄道 [鉄ネタ]
急行はまなすは定刻で青森駅到着。ここから特急つがるに乗り換えます。
特急つがるに使われるE751系電車は常磐線特急フレッシュひたちに使われるE653系電車を交流電化区間専用にしたものです。常磐線取手、東北線黒磯、羽越線村上以北しか走れません。つまり、新潟や首都圏に乗り入れできない電車です。そのため、青森や秋田、仙台や福島エリア専用の特急車両でたった3編成しかありません。
私が乗り継いだ青森5:44発のつがる2号は鉄分の濃い方なら、かつて青森~大阪を走っていた特急白鳥の末裔であることをご存知かと思います。
青函連絡船に接続し、青森~大阪を13時間半かけて結んだ特急白鳥も現在は、金沢、新潟、秋田で分割され4本の特急に分かれてしまいました。東京経由の新幹線なら6時間で結ばれることと、国鉄がJRとなり分社化され、各地で異なる仕様の特急が走るようになったのも長距離列車が減少する理由だと思います。
青森駅を発車すると5分で新青森到着。
ここで乗客の半数が下車して新幹線はやぶさ2号に乗り換えます。
そうすれば9:24に東京駅に到着です。
青森から30分で弘前到着。
ホームを見るとレールを使った屋根です。
かつてはこういった構造物も鉄道工場が設計、製作していたのでしょう。
使用済みレールを再利用するのはエコの先駆けにも思えます。
今後見直されてもいいのではと感じてます。
改札口近くにはリゾートしらかみの模型が。 でも大人が乗れるサイズではありませんでした、残念。
ここから弘南鉄道に乗り換えます。
左奥には五能線の車両も写ってます。この電車を見ておやっと思った方がいるのでは。
この車両は元々東急電鉄で走っていた車両です。
運転席後ろ側からの風景もすっかり雪景色。
車内には焼きそばで有名な?黒石の宣伝ポスターが。
専用の貸しきり電車を運転して宴会を行う忘年列車があるそうです。
なかなかの人気らしく既に満席です。
昼は津軽鉄道のストーブ列車、夜は弘南鉄道の忘年列車をハシゴしたいです。
ポスターの目玉は青森鉄道むすめでしょう(笑)
青森県の5つの鉄道会社にそれぞれのキャラを設定したものです。
残念ながら十和田観光電鉄は今年3月で廃止。既に幻のキャラとなっています。
残りの鉄道も長く走り続けてもらいたいです。
車内には病院の広告も。
「旧 なりた外科内科」で現在は「弘前駅前整形外科クリニック」!
なりた外科内科に風邪で通院していた患者はどうなったんだろう!
ご存知の方がおられたらご一報ください。すごく気になります。
おしまい。
整形外科通院でも、
診察時に「風邪を引いちゃったみたいで・・・」
みたいな事を言えば、
整形外科の医師でも内科薬(風邪薬)の処方箋は出せますよ。
院外処方箋で、
近くの薬局で貰うのが多い傾向なので、
薬局も様々な薬を揃えていますので・・・。
しかも、
院外処方箋の方が病院は儲かると言うシステムですから・・・。
by ミスター仙台 (2012-12-13 19:10)
ミスター仙台さん
このようなやり取りになるのでしょうか(笑)
患者「風邪を引いたらしく、熱があるんです」
医者「では、シップを処方しますので1日2回、おでこに貼ってください」
by teruteru (2012-12-14 17:17)
昨日旧国鉄栃木駅の駅舎が移築された建物を見てきましたが、プラットホームの屋根はやはりレールが使われていました。
ベンダー持ち込んで「現場施工」かな?なんて友達と話していましたがどうなんでしょうね。
子供のころ、長距離特急にあこがれて、特に距離の長い「白鳥」は(485系の1500番台だったかな?)成人したら乗ってやろうと思っていたのに、すっかり自動車人間になって、鉄道で旅行する機会を逸してしまって、随分いろいろな列車に乗りはぐれてしまいました。
by soraneko (2012-12-14 21:54)
soranekoさん
レールを曲げ加工するベンダーはかなりごついものになるので、現場加工は難しいと思います。下記URLは専門業者のHPです。
http://www.makuragi.com/rail/
このような機材を鉄道工場が持っているのであれば対応できるのでしょう。
最近、レール加工の構造物を見かけないということは、この機材をJRが持っていないか、汎用のH鋼を使う方が劇的に安いのかいずれかだと思います。
個人的にはエコの観点からも見直されてほしいと思います。
by teruteru (2012-12-16 13:38)
「おやっ」と思いましたとも。これは東急7000系ですね。7013は東横線で急行を張ったこともある車両。私も何度も乗ったことがあるでしょう。台車は今でもパイオニア台車なのかなぁ。弘南鉄道には6000系もいるのですよね。見たいなぁ。
by じょがわ (2012-12-19 23:28)
じょがわさん
この車両は東横線も走っていたのですね。
車内のつり革は現在も渋谷東急やBUNKAMURAの広告付です。
おそらくパイオニア台車だと思います。車輪の外側にディスクブレーキが装着されてました。
おそらく地方鉄道は新車を購入する資金がなく、大都市の私鉄の中古車両を使うことが多いです。この東急7000系のようなステンレス車両は錆の心配もなく、メンテが楽で使いやすいのでしょう。
この電車は大阪の水間鉄道でも走っていて、先日出張ついでに乗りました。近々ネタにしたいと思います。
by teruteru (2012-12-20 21:14)