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12日本シリーズ [その他]

毎試合コメント書こうと思ってましたが出張と体調不良(風邪)で書くことができませんでした。

終わってみれば巨人の4勝2敗。実力通りだったように思えます。
各試合のポイント

第2戦 巨人1-0日ハム
 変化球のコントロールの良い武田勝が6回1失点の好投。
しかし、沢村は今年一番の好投。
ハムは巨人を1点で抑えるとこまでは計算どおり。
しかし無失点では勝てなかった。

第3戦 巨人3-7日ハム
 ホールトンがまさかの大炎上。2戦先発を沢村にしたのは武田勝相手に捨てゲームとし、3戦を確実に取りに行ったように思えます。しかし、思ったように行かないのが勝負のあやです。
稲葉の存在が光りました。

第4戦 巨人0-1日ハム
 第2戦同様の投手戦。しかし投げ合ったのは20歳の宮国と中村勝。
これからのエース候補です。
12回まで巨人を0点に抑えたハム中継ぎ陣は見事。
阿部のいない巨人は攻撃に迫力がありません。
このシリーズ、高橋由がぱっとしません。

第5戦 巨人10-2日ハム
 ハムは1戦を74球で降板した吉川。巨人は杉内ではなく内海。
ここで負けても6戦まで温存してもいいのではと思いましたが、杉内の状態が悪かったのでしょう。
この日も吉川が大炎上。シーズン打率.196、本塁打3本のボウカーに連続被弾とは予想外です。
吉川はシュート系の球が投げられないので左打者のインコースに食い込むような投球ができません。
外角低目を見極められるとインコースの速い球に狙いを絞られたように思えます。
 試合終盤で斎藤祐登板。1イニングは3人で抑えるものの2イニング目につかまり2失点。
シーズン当初よりストレートの威力が増し、カットも1軍レベルのキレです。
しかし、スライダーのコントロールがいまいちなのと遅い変化球がありません。
これでは同じ打者と2回対戦すると打たれるでしょう。
彼の課題は変化球のコントロールとチェンジアップあたりの緩急をつける変化球の習得でしょう。

第6戦 巨人4-3日ハム
  中田の本塁打で同点となったときは「今日はハム」と思いましたが、直後に強行出場の阿部のタイムリー。
ここで勝負あった感じです。

全体を通してみると、巨人のチーム戦略が目立ちました。
たとえば、吉川の外角変化球は徹底して見逃し、カウントを悪くさせて直球待ちとか、
ハム打線のキーマン糸井は低めのボールになる変化球を打たせて打ち取り中田、稲葉の前にランナーを出さない。
あとは下位打線の伏兵の活躍でした。
ボウカー、矢野はシーズン以上の働きでした。
ハムは相手を2点以内に抑えて勝つ野球です。巨人のような打のチームは苦手なのでしょう。

来年も好勝負が見られることを期待してます。 


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とも

親父が巨人ファンなこともあり、どちらかというと自分も巨人贔屓なので中継は断片的でしたが、割と楽しく観ることができました。。例の誤審(?)はともかくとして、全体的に好勝負のシリーズだったように感じました。
by とも (2012-11-05 22:05) 

teruteru

ともさん
 巨人の相手サイドの分析とチーム戦略で待ち球をきめる作戦が印象的でした。
吉川投手のストレート狙い、武田勝投手の低めの変化球は見逃すなど、見逃し三振のリスクを被ってでもチームとして攻略法を徹底し、戦法にアジャストしそうであればシーズン中の成績関係なしのオーダーを組む。
ボウカーや矢野がそこにフィットしたと思います。
 そうした中で福田投手や高橋由など調子がイマイチの選手は容赦なく外すなど、選手の調子を重視した修正も目に付きました。
 前者は橋上コーチ(野村ID野球の派生)、後者は原監督(がお手本としている故・藤田監督)の影響かと思います。
by teruteru (2012-11-07 00:01) 

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