’12年6月 大阪乗り鉄記 その2 [鉄ネタ]
前回の続きです。
恵美須町で阪堺電車を下車して向かったのは
大阪のシンボル?通天閣です。
大阪に2年赴任していたことがありましたが、ここは制覇してませんでした。
裏手にはこんな味のある看板のうどん屋さんが。
通天閣の中に入ります。
昔の路面電車をモチーフにした通路です。
通天閣建設当時の写真が飾られてます。
エレベーターで展望室へ昇ります。
天井にはビリケンさんが映し出されてます。
展望室です。内装は全て金塗り!
流石商人の町です。
ビリケンさんと記念撮影。 ご利益はいかに。
外を眺めると大阪ドームが見えます。
野球場としてはどうも好きになれません。
大阪城です。ビルに埋もれているので、よ~く見ないとわかりません。
展望室を降りると通天閣の歴史を展示するコーナーです。
今の通天閣は2代目で初代は戦前に建てられたそうです。
上半分はエッフェル塔、下半分は凱旋門というゴージャスな組合せでした。
隣接する映画館の火事で脚部の鉄骨が変形し解体に追い込まれたそうです。
現在の建物は戦後建設されたものです。
戦前の通天閣周辺の地図です。
ルナパークという名前で周辺は一大アミューズメントパークだったようです。
ルナパークって90年代の後楽園遊園地の夜の部の名称だったことを思い出します。
通天閣を離れ、次の目的地へ向かう途中にこんなお店が。
スマートボールの店です!
子供の頃、お祭りに行くと必ず楽しんでいました。
下手でしたけど。(笑)
幼少の気分に戻って楽しみました♪
次の目的地は串揚げの店「八重勝」です
確かに旨かったけど、お値段は高め。私のような観光客が行くからでしょうか。
難波から阪神電車に乗り甲子園駅で乗り換え。こんな看板が。
あえて「ウシロ」なんですね。その心はいかに?
甲子園駅ホームです。意外とレトロな雰囲気です。
この後乗った阪神電車の各停専用車「ジェットカー」です。
加速力は日本一と言われ、かつて鉄腕ダッシュでTOKIOと対決してました。
今津で阪急に乗り換えます。
小豆色=阪急ですねぇ。このイメージは崩さない戦略なのですね。
西武が黄色を捨てているのが残念でなりません。
日よけはカーテンではなくアルミサッシ。ちょっと上品な感じがします。
車内広告は元宝塚男役スター紫吹淳。
阪急電車で向かったのは西宮ガーデンズ。
ここはかつての阪急ブレーブスの本拠地だった西宮球場の跡地です。
西宮ガーデンズの中には阪急西宮ギャラリーというコーナーがあり、阪急ブレーブスや宝塚歌劇を紹介してます。
当時を再現する模型です。特撮のワンシーンみたいですね。
阪急ブレーブスの展示です。初めて日本一になった1975年のことです。
日本シリーズではセリーグを初めて制覇した広島カープと対戦。
山本浩二や衣笠を擁する強力打線を相手に一つも負けずに優勝しました。
山口投手の活躍が光りました。
展示エリア内のテレビでは阪急ブレーブスと宝塚歌劇のビデオが放映されてました。
背番号30は上田監督。わ、若い。
西宮球場の模型です。実に精密に正確に再現されています。
滅多に満員にならないことを除いては(笑)
バックスクリーンには球団旗も再現されています。相手は80年代にパリーグの覇権を争った西武ライオンズ。
展示コーナーには世界の盗塁王福本が盗塁するシーンです。
当時の西武の三塁手は秋山(現・ソフトバンクホークス監督)で背番号は24。
野球ファンにとっても西武の秋山(12年現在現役の秋山外野手ではありません)
といえばセンターで背番号1の印象が強いです。若かりし頃は背番号24でサードでした。
今となっては二度と見られない組合せです。
西宮球場があった西宮北口駅は1984年まで電車が平面交差してました。
その様子も再現されています。
阪急電車のポスターです。
当時は阪急が国鉄より勢いがあり、京阪神の移動の中心でした。
モニターでは宝塚大運動会の様子が。
運動会は10年に1回開催されており、これは1994年の様子。
各組のトップスターによる選手宣誓です。
恐らく一番右は一路真輝さん、右から二人目は天海祐希さんです。
皆さん、立ち姿がかっこいいですね。
球入れの風景。「月」というわかりやすいチームジャージ。
見るものは見たので、最後にお腹を満たしに鶴橋へ。ここは西の韓国、朝鮮人街。
旅の最後に焼肉を食べます。
規制直前のレバ刺しも。
後半は全然電車が登場しなかったので最後に南海の特急こうや号
こうや号は難波から高野山へ走る特急です。
途中までの平坦区間では特急としての高速運転を、高野山近くの山岳区間では登山電車としての性能を要求され、この相反する条件を満たした高野線の特急はズームカーと呼ばれてます。
現在は高出力の交流モーターを使うことで容易に条件をクリアできますが、低出力の直流モーターの時代には設計上の苦労が絶えなかったと思われます。
関空から帰路につきました。実に充実した旅でした(爆)
帰りの南海電車の写真がないのは、出張なので業務報告を作成してました。
日本全国色々な処にいかれて本当に羨ましい限りです。
実は大阪のこういったdeepな場所をブロンプトンでポタするのが
私の夢なんですがいまだ実現せずです。
by daikokuya (2012-09-03 17:12)
daikokuya様
コメントありがとうございます。
ブロンプトンポタいいですね。
きっといろいろな発見があると思います。
また、ご訪問お待ちしてます。
by teruteru (2012-09-09 20:51)
自分も通天閣は登らずじまいでした。
西宮球場の模型はすごく精密ですね。今津線の平面交差も再現しているとは…きっと自分だったら、模型の前に長い時間張り付いていそうです。
あのアーケード街は何度も通りましたが、串焼き屋も行きそびれました。でも鶴橋の焼肉屋は何カ所か行きましたよ。
また大阪に乗り鉄と食い倒れに行きたくなりました。
by とも (2012-09-14 21:57)
ともさん
大阪も乗り鉄の対象が少なくありません。
阪急西宮ギャラリーは必見でした。
南海難波のなんばパークスにも南海ホークスコーナーがありますが、「追放」された野村克也氏の記載が一つもなく、まるで存在すらしなかったような扱いでした。
お時間があれば、こちらも立ち寄るといいです。
by teruteru (2012-09-16 01:20)
こんにちは
teruteru さん
はじめまして。
”宮本慎也のカルテ” 管理人の &ろっぷ です。
コメントありがとうございます!!
実は、久しぶりに自分の管理しているブログを見ました。
しばらく放置してしまっていました・・・
せっかくコメント頂いたのに、返信が遅れてしまい、すみません。
宮本選手は、復活して元気になったようですね!!
teruteru さんのブログも拝見させていただきました。
自転車や、旅のことが書かれていて、面白いですね!!
私も、最近クロスバイクを買って、休みの日はたまに遠出しています。
と言っても、10kmくらいしか走りませんが・・・
是非また、ブログにも遊びに来てくださいね!!
by &ろっぷ (2012-09-20 05:49)
&ろっぷ さん
宮本選手は私の書き込みの数日後に一軍復帰したようですね。
今年は大物選手の引退が相次ぎますが、来年以降も勇姿を見たい選手です。
クロスバイクを買ったのですね。
はじめは10kmだったのが気がつくと30kmくらいになってます。
車や地下鉄では見えない世界が発見できると思います。
東京に住んできたころは神宮球場へも自転車で行きました。
自転車で走ると青山は「山」(というより丘)、赤坂は「坂」、渋谷は「谷」であることが実感できるでしょう。
by teruteru (2012-09-24 00:33)
こんにちは。
大阪は全く違った文化で、外国のようですよね!
teruteruさんが仰る通り、クロスバイクではグイグイ遠出しつつあります。
つい先日は、初めて20kmを走破しました!
(teruteruさんに比べると、全然まだまだですが・・・)
普段通りなれた道でも、車や電車とは違った景色で、新発見に毎回びっくりします!!
by &ろっぷ (2012-09-26 06:35)
&ろっぷさん
クロスバイクの走行距離を伸ばすと楽しい発見がたくさんあると思います。
ブログでもご紹介くださいね。
by teruteru (2012-09-30 23:26)