SSブログ

斎藤祐樹 in2軍戦 ('12.8/25 vsヤクルト) [その他]

 8/25のこと、家でこうさこをあやしながらケーブルテレビをつけると日ハムvsヤクルトの2軍戦を放映しており、日ハム先発は斎藤祐樹でした。

 栗山監督からダルビッシュの穴を埋める1番手として開幕投手に抜擢され、西武のエース涌井投手に投げ勝ち順調なスタートを切った斎藤投手でしたが、6月以降は失速し投げては負ける状況が続き、先日2軍落ち。
 私の目から見て斎藤投手は相手を抑える決め手のない投手に映ってました。
相手をねじ伏せる150km/hクラスのスピードボールがあるわけではなく、切れの鋭い変化球があるわけでもない。
精密機械と呼ばれる程のコントロールもない。
ストライクゾーンからボールになる球をうまく打たせて討ち取るようなピッチングでした。
 しかし、6/13の巨人戦で明確な攻略法を見出されてしまいます。
巨人は低めの変化球を徹底して見逃すチーム戦略を取ったようです。
そのため、4四球にシーズン最小の2三振。
低めの変化球を見逃され四球を与え、三振は奪えない。
そのためボールの高さを全体的に上げ、ストライクゾーン勝負に行くもののコントロールが甘くなった球を痛打。
シーズン最多の11被安打。

 この試合の後、翌週のソフトバンク戦を除く各ゲームで相手チームが同様の戦術を取るため斎藤投手は勝てなくなり、2軍落ち。

 2軍での練習成果はいかがなものかと見たところ、7回途中11被安打7失点KO。
これでは1軍へ推薦されません。何が悪かったのか。
外角低めのストレートはある程度伸びがあり、コースもぎりぎりに決まってました。
しかし、これだけです。変化球はコントロールが甘く、1軍同様低めのボールになる変化球は見逃されます。
 そして何より斎藤投手が恐る恐る投げているように見えるのです。
高校大学と順風満帆な野球人生を歩んだ斎藤投手にとって初めての試練でしょう。
恐る恐るコースに置きに行ってコントロールや球威が甘くなったボールを打たれてます。
今の課題は変化球のコントロールとメンタルです。
ここが解消されないと、一軍昇格は厳しいように感じます。


nice!(5)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 5

コメント 4

soraneko

そういえば最近見ないなぁと思っていたら、2軍に落ちていたんですね。
ま、野球は素人でコメントできるものは持っていませんが、少なくとも彼の表情には「勝負師」としての気迫や気概は感じられませんでしたね。

一度コテンパに叩きのめされてからが、彼の本当のプロ野球人生のスタートになるのでしょうね。

by soraneko (2012-08-27 21:00) 

teruteru

 自分の投球スタイルが通用しない壁を初めて経験しているのではないでしょうか。
試合前、コーチは強い球を放ることをテーマにしてました。
実際のところ、外角低めのストレートはそこそこの威力があり、しっかりカウントを稼ぐことができてました。
キャッチャーのリードもストレートでカウントを稼ぎ変化球で討ち取る意図を明確に感じました。
しかし、その変化球がコントロールできず痛打や四球を連発。
そうなるとカウントの苦しい場面ではストレートの確率が高くなり、それも狙い打たれます。

 本人はどうすれば討ち取れるのかわからなくなっているように思えます。
メンタルを含めて鍛えなおし、這い上がってほしいものです。
by teruteru (2012-08-27 22:28) 

suzuran6

ガッチリとふとい、体と心を持った投手になってくれるといいですね。
このまま「そう言えば、いたよねぇ」にはなって貰いたくないです。
by suzuran6 (2012-08-28 12:27) 

teruteru

suzuran6さん
 このままで終わらないことを願い、見守りましょう。
by teruteru (2012-08-28 22:56) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。