鉄道技術館見物 [鉄ネタ]
MTBのタイヤをブロックに交換したので早速走ってみました。
目的地は苗穂の北海道鉄道技術館。この日は月2回だけの公開日です。
その前に腹ごしらえ。
鉄道技術館のあるJR苗穂工場に近いさかな屋の定食「北天」に行きます。
プレハブの思い切り怪しげな?外見ですが、客足はそこそこあるようで期待大です。
メニューとご対面。
本日のお勧めの真ほっけと刺身定食(¥800)をチョイス。
ボリュームに圧倒です! これは安い!!
食べてみて、ネタは確かで味も文句無くこれは何度か足を運びたくなりました。
腹ごしらえも終わったので目的の鉄道技術館です。
まず、JR苗穂工場入口で手続きを済ませ、構内を歩くとJR貨物車両整備用の建物です。
築100年を越えるレンガ製。昔の建物はしっかりと作られてますね。
外の展示スペースにはDMVが止まってます。
Dual Mode Vehicle、線路道路両用車です。
いつ実用化されるのかな。
タイヤと車輪が同居しています。
向かいには731系が止まってます。たまたまなのか、反対側が見えないように「壁」として止まっているのか。
DD51の姿も見えます。かなり車両数は減少して、数年で見られなくなるでしょう。
鉄道技術館入口の階段。車両の銘板が埋め込まれてます。
中に入るとそれはそれはいろいろな展示物が。
一部だけご紹介すると、
過去の列車のヘッドマーク
北斗とサロベツが現役ですね。
キハ59、アルファコンチネンタルエクスプレス先頭部
コレに乗ったことがあります。懐かしいです。
国鉄型気動車のエンジンカットモデル
鉄道技術館のあるJR苗穂工場は国鉄時代から車両製造も行ってます。
その経緯が戦前、鉄道車両メーカーが軍需関連の生産優先となり、鉄道車両を作ってもらえなくなったので自作したということです。
隣接する苗穂運転所には扇形機関庫が残ってます。写真を見ると道路拡張で一部撤去されたのがわかります。
こちらが昔の写真。昭和30~40年代でしょうか。苗穂踏切が存在します。
こちらは平成になってから。踏み切りのアンダーパス化と道路拡張されており、扇形機関庫も縮小されてます。
鉄道技術館を出ると、遠くにトマムサホロエクスプレスの姿が。とっくに廃車扱いになっているのですが、解体は免れています。どこかに展示されるのでしょうか?
青函トンネルの貨物列車高速化技術として注目されるトレインオントレインもテストが活発になってます。
新幹線線路上を貨物列車が走ることができるので、青函トンネルに限定せず新幹線の本数の少ない盛岡以北をこれで走ることはできないのでしょうか。
近くの跨線橋から眺めると、トマムサホロエクスプレスにフラノエクスプレス、711系も見えます。
写真中央のキハ261ですが何やらテスト中。何でしょうかか?
一番右は新型車両の733系でしょう。711系と同じアングルに収まるのも珍しいでしょう。
この日、ずっと雪が降り続き、帰ったら雪まみれでした。
でも楽しかった。
うん、単純に行ってみたいですねぇー。
DMVとかトレインオントレインなど、実用化が待たれますが、日本の政治家は壊滅的に交通インフラに疎いですから憂鬱です。
by soraneko (2012-03-25 20:49)
ここは「鉄」にとっては実に楽しい場所です。
独創的な車両の数々はJR北海道の柿沼会長の力によるところが大きいです。
彼の志を継ぐ人が後に続いていることを切に願うところです。
>政治家は壊滅的に交通インフラに疎いですから憂鬱です。
全体最適を論じる人がいないですね。これは交通に限ったことではありませんが。
首相や大臣は直接選挙で選ぶべきと思います。
自身の地元だけの発展や年金、福祉、医療を訴えて(これはこれで大切なテーマですが…)当選した議員が外交や国政を論じれるとは到底思えません。
by teruteru (2012-03-27 00:17)
「北天」言っておけば良かった…外観があまりにも怪しすぎて(笑)空腹を我慢してコンビニでパンを買って食べてしまいました…。
ここは一人でボゥーっとしていられるので楽しい場所です。
ただ、フラノエキスプレスや711系試作車などが残っているかどうか
「オッカナビックリ」ですが…
次はいついけるかなぁ~
by suzuran6 (2012-03-27 12:19)
suzuran6さん
「北天」を逆さにすると「天北」ですよ!(笑)
油断しましたね。
フラノエキスプレスや711系試作車が解体されないのが気になります。
どこかで展示するつもりなのでしょうか?
by teruteru (2012-03-27 23:36)