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備忘録;東京-糸魚川300km [自転車(BOMA)]

 5月に東京から新潟県糸魚川まで1日で300km走りました。

某サイクリングイベントに参加させて頂くことになり、準備を進めてきたのだが、4月中旬から仕事が忙しくなりほとんど練習できなかったのが不安材料でした。

・高尾→笹子峠
 仕事の影響で前夜も寝る時間が遅く、出発前に十分胃袋を満たせなかった。
これが第一の敗因でした。
夜も明けぬ笹子峠を意外なほどテンポの良いペースで通過。

・笹子峠→韮崎
 笹子トンネルを一気に抜け、甲府への下りですが早朝にもかかわらず信号に妙に引っかかります。甲府市内に入ると80%以上の確率で信号待ち、腹も減ったので吉野家にピットインして燃料補給。
再度スタートしますが信号待ちは相変わらず。ここでムキになってスタートダッシュを繰りかえして早々に脚に来てしまいました。これが最大の敗因。韮崎にたどり着く頃にはかなりヤバイ状態です。

・韮崎→塩尻
 状況は最悪、トルクも回転数も上がりません。富士見峠は練習で山伏峠を走ったおかげでキツイと感じませんでした。このあたりで同僚Iさんと並走。Iさんはスポーク切れトラブル発生でホイールが歪んだまま走ってます。
緊急ピットイン先として岡谷のタカヤマサイクルを紹介。手組みホイールだったことが幸いして、何と5分で修理完了!
私は諏訪湖到着時点でかなりグロッキー。コンビニで昼食にします。
中盤の難所、塩尻峠です。34×23Tのローギアまでフルに使って乗り切ります。

・塩尻→白馬 
 まとまった時間の休憩をしないと脚が戻らなくなってます。かなりヤバイです。
ここからはホイール修理完了したIさんと走ります。
30~33km/hでラップを刻みます。大町へ向かうだらだら登りで他の皆さんは苦しんだそうですが私は特にきつい印象はありませんでした。

・白馬→糸魚川
 大した登りも無く、残り45kmを意地で走ります。
Iさん他5名くらいを引く展開に。トンネルが多く、渓谷が視界に入らないのが残念ですが視界が開けると遠くにゴールのホテル糸魚川が!
残る力を振り絞り、何とかゴール。
14時間34分かかりましたが達成感がたまりません。

300kmを楽しんで走れるようになりたいと思いました。

余談
 東京へはJR大糸線+特急あずさで帰りました。
大糸線では「今年限りで引退」(運転手さん談)の国鉄時代の気動車キハ52に乗りました。
昭和40年製のレトロな車両が渓谷沿いにのどかに走ります。
私にとってはキハ52の乗り納めでしょう。
さらばキハ52!

090524_1310~01.jpg


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コメント 4

MHR

さ、さんびゃっきろー。
すごいですねー。しかも登坂ばっかりですよね。感服しました。
私の最高記録は、数年前に30年前生まれのランドナーで四国の上っ面を走ったほとんど平地の120kmです。
見習ってがんばります。
by MHR (2009-06-25 17:52) 

teruteru

MHR様
 後半は下り基調ですが、200kmを超えてからは意地だけで走ってました。
でも充実感はすごいです。
少しずつ走る距離を伸ばされるといいですよ。
ありがとうございました。
by teruteru (2009-06-28 23:24) 

kanchi

「高田馬場にて」の記事に続いてコメントさせていただきます。

糸魚川というと、自動車ライターの下野康史さんが 「東京~糸魚川ファストラン」への参加記事を雑誌に載せられたのを読んだことがありますが、日頃鍛錬されていないとキツい行程となるようですね。

平地で100Km程度しか走ったことがないので、登坂もたっぷりあっての300Kmは想像もつきません。

並の力ならば、意地があっても走破は難しいでしょうから、相当鍛錬を積まれているのでしょうね。
by kanchi (2009-07-01 21:54) 

teruteru

kanchi様
>相当鍛錬を積まれているのでしょうね。
 鍛錬を積んでいたら300km走っても余力があったと思います。
自分にはただ300km走るだけで精一杯でした。
余力を残して完走してみたいです。

でも、達成感はすごく大きかったですよ。
by teruteru (2009-07-03 23:28) 

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