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07台北旅行記(3日目) [旅ネタ]

 台北旅行も3日目、この日は朝から小龍包で有名な鼎泰豊へ行きました。

目的は日曜の朝限定メニュー「小龍包湯」です。通常の半分程度の一口サイズの小龍包にスープ(湯)がついています。これに普通の小龍包などを注文し、朝っぱらから豪華な食事です。

左上に映っているのが小さい小龍包です。

 食事後、腹ごなしをかねて歩いて中正記念堂へ。蒋介石をまつってある場所で瞬き一つせず警備する衛兵の姿は見事なもの。ところが行ってみると改装中で立ち入り禁止…、残念。

 急遽、予定を変更してMRT(地下鉄)で西門へ向かうことにします。MRT中正記念堂駅の看板もちょっと豪華です。

 故宮博物館もそうですが国家の威信にかかわる場所は力を入れて整備する印象を受けます。

西門は東京で言えば渋谷に相当する場所で若者の街です。話はそれますが街を歩く台北の若い女性を見ているとスラリとしたスタイルのいい人が多いのには驚きます。しかも脚の線がまっすくでO脚やX脚の人をほとんど見ません。同じアジア人なのにこの違いは遺伝的なものでしょうか、それとも育つ環境の違いでしょうか?本屋で立ち読みした雑誌に台湾の人気モデルのセミヌードが掲載されていましたがいやらさしは全くなくため息が出る美しさです。

 DVDや服を物色してから阿宗麺線で麺線を食べました。黒酢の味付けが具と麺との絶妙のバランスを引き出しています。 ここから歩いて杏仁豆腐専門店于記へ。

 杏仁豆腐を食べてみるとさすがは専門店、杏仁がガンガンに利いた味。日本の杏仁豆腐は味が薄くてしばらく食べられないかもしれません。

 近くを散歩すると大きな公園の先にれんが造りの渋い建物があり、これは病院だそうです。

 ホテルへ戻ると現地で手配したイ九分半日ツアーへ出発。現地手配なので一人1000元(約3300円)と日本語のできるガイド付でワゴン車ならリーズナブルでしょう。ここは廃坑でさびれた街が映画の舞台となったことで一大観光地になった場所です。

当日は中秋節前でものすごい人出。年末のアメ横状態でなんとか観光。

 ホテルへ戻ると次は台湾プロ野球見物。現在首位の誠泰コブラvs中信鯨のゲーム。このまま勝ち残れば誠泰コブラはアジアカップに出てきます。郊外にある新荘球場は日本では普通の市営球場という感じです。

 お客さんも1000人に満たない状況です。レベルは日本の二軍レベルですね。台湾は伝統的にいいピッチャーを輩出し、古くは西武の「オリエント超特急」郭泰源や中日の郭源治、ロッテの荘勝雄。最近ではNYヤンキースの王建民など外国のプロリーグで実績を残すピッチャーが数多くいます。

 この試合を見るとピッチャーはそこそこですが打者は低めの変化球にことごとく討ち取られます。また見極めが悪く見逃し三振も多いです。守備はさらにひどく内野ゴロも身体の正面で捕球しません。また、ベースまで数メートルの距離でも上から投げます。日本ではトスをする場面です。

 誠泰コブラというチーム、打撃のチームという印象です。個人的にはショートを守る背番号13の郭選手が印象にのこりました。残念ながらこのチームが台湾代表としてアジアカップに参加した場合、日本や韓国にはかなわないように思えました。打撃のチームとは言え、日本ハムのダルビッシュクラスの投手相手には手も足も出ないでしょう。僅差の接戦に持ち込んだとしても守備で足を引っ張ることになりそうです。去年の台湾代表LaNew熊も強力な投手力で台湾代表となり韓国にも勝ちましたが日本ハム戦ではダルビッシュと互角の投手戦を繰り広げながらも最後は守備のミスで決勝点を奪われる展開でした。もうちょっと観客が多いと思っていたのでがらがらのスタンドはちょっと残念でした。

 市内へ戻り、本来スイーツの店として有名な糖朝で遅い食事。デザートも去ることながらお粥や麺などの食事もGOOD。日本にもお店を展開してますすので食べ較べに行くのもおもしろいですね。

 この日は台北を北から南へと一番移動した日でした。

~4日目へ続く~


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コメント 8

TAKA

おおー、てんたいほーの日曜メニューって食べたことないから参考になりました~~
西門町からイ九分に行って、野球も見て、ってかなりの移動距離ですよ!!

4日目も楽しみにしてます
by TAKA (2007-09-29 19:37) 

hiroad

見ると食べたくなるのがわかっていても
ついつい写真に見とれてしまう私。

台湾が野球盛んなのは王監督の影響もあるのでしょうか。
by hiroad (2007-09-29 22:25) 

kert

ホント中国の女性の方ってスタイルいいですよねー。
姿勢も良くて見ていて気持ちがイイ印象があります。

やはり、食べ物は美味しいんですね。
行きたくなってきました。
by kert (2007-09-30 01:07) 

じょがわ

おお、イ九分に行きましたか。道中にたくさんお墓があったことに気がつきましたか?イ九分への山道が、下から見ると天に昇る龍にみえるということで、道沿いにお墓が多いそうです。

野球は応援はどんな感じでしたか?静かに見る感じ?
by じょがわ (2007-10-01 00:06) 

teruteru

TAKA様
 鼎泰豊の日曜朝メニューをご存知ないとは意外でした。本店のみでやってますので次回ご旅行の際に行ってみてください。この日は野球見物を含めるとかなりの移動距離でした。
by teruteru (2007-10-01 22:28) 

teruteru

hiroad様
 台湾で野球が盛んなのは日本が占領統治した時代の影響と思われます。もちろん王監督はこちらでも英雄です。

4日目も悩ましいスイーツが登場します。
by teruteru (2007-10-01 22:30) 

teruteru

kert様
 グルメと台湾美女ウオッチングで現地を訪れるのも悪くないですね(笑)
ピークをはずすと意外と安く行くことができるようです。
勇気があれば?中華航空のツアーが安いようです。(汗)

 中国美女といえば中国・大連にはモデル芸術学院なるものがあります。中国でも大連、ハルピンなど東北は色白ですらりと背の高い女性が多いことでも知られます。また大連は中国で最も親日な街でもあるのでこの学校の見学ができるツアーもあるようです。
by teruteru (2007-10-01 22:36) 

teruteru

じょがわ様
 たしかにイ九分はけわしい地形でした。家名入りの屋根のあるお墓には驚きました。墓碑(=故人)を雨ざらしにしないという気持ちの現れでしょうか。

 野球ですが応援団がトランペットや太鼓にメガホンまで使って応援しています。社会人野球地方予選といった雰囲気です。
by teruteru (2007-10-01 22:40) 

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