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日光、中禅寺湖サイクリング 1 [自転車(Panaクロモリ)]

お誘い
 会社の後輩O君から日光サイクリングのお誘いがあった、今が紅葉のシーズンらしい。
サイクリングで碓氷峠、箱根駅伝山登りコースと制覇した。
次に行きたいのは行ったことがない日光~中禅寺湖のコース。
首都圏での生活を通算すると10年近いのだがいまだに行ったことが無い。
彼の車で日光へ行きそこからスタートと相成った。
お互い同じ病院で靭帯を手術した同士でもありリハビリを兼ねて自転車に乗っている。10月14日のことであった。

日光~馬返し
 アイスホッケーの日光アイスバックスのホームである日光霧降アイスアリーナに車を止めた。
到着すると当たり前だが車は一台も止まってない。

こんなところに車を置いて大丈夫かと不安がるO君。
それでも自転車を組み立てて出発することに。
山用に後段スプロケットはシ○ノ非公認13-30T(笑)。
これでコンパクトドライブ搭載のO君と同じギア比になる。
 市街地を抜けたあたりから徐々に上りが始まる、傾斜で数%程度。
まだまだギアには余裕がある。
しばらく走るといろは坂の入り口「馬返し」
ここから先は坂が険しく馬も引き返したことから名づけられたらしい。

いろは(登り)
 いろは坂は登りと下りが別ルートになって合計で48ヶ所のカーブを通過する。
上り始めるとさすがにギアが下がる。
何とかローギアには入れまいと頑張るがあえなくローギア投入(苦笑)
O君はペースをあげて視界から消えた。本人は初の登りコースで不安がっていたが脚力は私以上、問題無さそうに見える。
紅葉が見ごろとあって道路は大渋滞。そんな車を横目に追い抜きながら中禅寺湖を目指した。
5kmほど上ると視界にO君と同じユニホーム、よく見ると自転車が違う。
その先の黒髭平休憩所にはO君が先に待っており、話を聞くと彼と同じショップのチームの方だった。
なんと東京をam3:00出発で自走してきたらしい。「眠い」ともらしていた。
自分にはできないぞ…
 黒髭平を越えると上り坂もピークを越え間もなく明智平。
ギア比の設定はちょうどよかったことになる。
名物炙り豚を食べ、景色を眺め一休み。

中禅寺湖
 トンネルを抜けるとゆるい下り坂になり中禅寺湖到着。
初めてであるがいやいや見事な眺め。


途中で写真撮影のために止まりながら光徳牧場を目指すことにした。

龍頭の滝


数%の登りを越えると戦場ヶ原。
殺風景な?湿原。しかし春先の花のシーズンは見事な眺めなのでしょうね。

光徳牧場
 危うく分岐点を間違えそうになった。
いい感じで走っていたのでロマンチック街道まっしぐらになるところだった。
足尾まで抜けてあれ?と思っても手遅れ。今回は輪行ではないので日光へ戻らなければならない。
到着してこのショット。


ここで熱い牛乳を飲んで帰路についた。

華厳の滝
 午後3時くらいなので日が陰っているのだがこのように見事な眺め。


一度は来てみるものだ!
月並みだがお見事である。これぞ滝という眺め。
さすがに滝に打たれて修行する人はいない。

いろは坂(下り)
 最大傾斜-13%、最も注意しなければならない区間。
車もおいそれとスピードを上げられない。
スキーでポールを抜けるような感覚でライン取り、O君は峠を攻める車のようなライン取り。
出処がわかるものである(笑)
車体を安定させるため少しでもペダリングを心がけた。
最後のカーブ「ん」に到着。ここでいろははおしまい。


すっ転ばないことだけ意識して下りてきた。

50km/hの彼方
 「ん」で写真を撮っている間O君に大きく水を開けられた。追いかけねば。
鉄道用語で言う「回復運転」。
緩い下りが続くためスピードは否が応でも上がる。
ついに61km/hをマーク。しかし、50km/hを越えたあたりから明らかに感覚が違う。
向かい風や横風の抵抗、ちょっとした路面の凹凸による挙動、ハンドル操作の影響などちょっとしたことが姿勢安定にシビアに効いてくる。
競技選手は常にこの領域、もしくはもっと上の領域で自転車に乗っている。
一つ間違えば転んでどうなるのかも想像つかない。
今の自分ではコントロールしきれない領域と感じた。
これを知っただけでも自分では大きな収穫である。
おそらく車体、ホイールのバランス、乗り手の技術など50km/hの彼方には違うものがある。
 しばらく走るとO君が待っていた。アクシデントを心配してくれていた。
聞くと彼も私と同じ恐怖感を60km/hで感じたそうだ。
日光市街地に戻りアイスアリーナへ最後の登り。
余力を残しているとはいえ少々堪える。体育館が見えるとラストスパート!
戻ると駐車場は満車!
何でだろう??? どうもアイスバックスの試合があった。
見てみたかった。グッズでも買って帰るべきだったかな。ホッケーはバンクーバーでNHLカナックスを見て以来。

 その後、やしおの湯でひと風呂浴び自宅まで送っていただいた。
ありがとうございました!箱根行きたきゃいつでも声かけてくれ!

右足破壊
 と言ってもシューズのこと。
箱根で苦しんだ経験と今回はO君のハイペースがあるので5年ぶりにレーシングシューズを使った。
経年劣化のせいではあるが完全に壊れた。


私の足じゃなくてよかった。

峠ランク
 明らかに箱根より楽だった。箱根の経験が実に生きた。
私の中では
箱根>碓氷峠>いろは
碓氷峠は今の脚力でもう一度挑戦して斜度を実感してみたい。

 紅葉サイクリング、楽しいものである♪


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コメント 1

TAKA

あまり国内をうろつかない私ですが、日光は昔は仕事で湯の湖までしょっちゅう通っていたせいか、親しみがあります。皆さんあまり行かない冬の美しさも感激です。霧降アリーナも観戦に行きました。ものすごくアットホームで、中の売店に地元の中華屋さんが入っていて、杏仁豆腐がおいしかった記憶があります。近くに国民宿舎があって、いい感じにひなびてたの。今もあるのかな??
by TAKA (2006-11-01 21:43) 

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