SSブログ

BOMAのインプレ [自転車(BOMA)]

BOMAに乗り始めて気がついたことをまとめてみる。

 

1.フレームセット
 乗り心地は自分がイメージしたカーボン車の乗り心地としては硬いのだがホイールが硬いのかフレームが硬いのかは私自身がわかっていない。これまで乗った中ではTREK Madone5.2SLに似ていた。フレームがスローピングしている分重心の低さも感じた。
しっかりとしたBB周りと前三角が硬く後三角は20km/hあたりから縦方向に若干たわむ感じになる。これは衝撃吸収を意図したものだろう。「もっとこがなきゃだめだよ」とフレームに言われているような気になるが決してフレームに力負けしていないので苦にはならないし疲れるような感じではない。
ベントフォークは路面からのストレートな衝撃の角を丸めてくれるような感触。
低速では硬めでないと高速ではヤワになってしまうようだ。
箱根の下りを60km/hで操作しても若干アンダーステアぎみで非常に安定した感じだった。
競技指向ならストレートフォークでもいいのだろうが私にはこれで十分。

2.コンポーネント(シマノULTEGRA6600、カセット12-27、コンパクトクランクR-700)
 
平地
 クロモリの頃から平地巡航のギア比は前/後≒2.5~2.7だった。それは自転車が変わっても大きく変わっていなかった。しかし疲労度はまるで違う。まがりながらも往路小田原まで脚力を温存する走りができた。
箱根往復の平地巡航では50×19(=2.63)を常用し、90rpmで30km/h程度だった。
これを50×17が常用できるように自分をレベルアップしたい。
17が常用であれば平地用に12-23のスプロケを導入できる。
歯数設定を比べると
12-27;12-13-14-15-16-17-   19-21- 24-   27
12-23;12-13-14-15-16-17-18-19-21-23
常用域で歯数が1刻みで存在するのであれば非常に走りやすい。
90rpmで走ると仮定した場合、1.7~2km/hごとにギアチェンジできる。
こうなれば平地用インナーは34→36Tで十分。
 参考までに今まで乗っていたクロモリのギア比と較べてみた。
Panasonicクロモリは前48×39、後段は平地で使っていた13-23の8速。
平地用;13-14-15-16-17-19-21-23
平地用とBOMAを50×36、12-23Tにした場合と比較するとこのようになる。

ほぼ同じエリアをカバーできる。これまで8速でカバーしたエリアを9速に細分化して、なおかつ1速プラスするような感覚だ。自分の脚力であれば5%程度の上りまで対応できる。

峠越え
 コンパクトクランク+12-27のワイドレシオのカセットが本領を発揮する。
12-25と比較してもロー側の2枚が大きいだけであとは同じなので平地での使い勝手は全く同じ。
ローギアは
34÷27≒1.26
これはトリプルであれば
30;23.8に相当する。つまりトリプルに12-23や12-25のカセットで走るのと同じことになる。
フロントダブルにこだわるのであればこれは大きなメリットになる。
Panasonicクロモリでは山用にこのような設定で走っていた。
山用;13-14-15-   17- 20-  23-26-30
両者のギア比を比較してみる。

このギア比なら10%クラスの坂でも走れる。
自分の場合、平地用と山用の2段構えでいいようだ。

 シマノ初のコンパクトクランクFC-R700は評判どおり変速もスムーズで前段の歯数差が16もあることを忘れさせます。購入後に付け替えるユーザーが続出しており105とULTEGRAにコンパクトクランクが正式に加わることになったのもうなづけます。

 ブレーキの感覚も旧型105と比べて格段に進歩している。
しっかりとした制動力があり、ブレーキをかけても急激に効いてくる様な危険な挙動もない。
安心して峠を下ることができます。もちろん平地でも安定した制動をしてくれます。
もちろん、旧型105でも十分な性能です。

3.ホイール(シマノWH-7801SL)
 見た目に地味なホイールで店長からは「硬いよ」と言われていた。
フレームのせいか自分としては硬いというイメージはない。
とにかく漕ぎ出しの軽さが衝撃的!
ペダルを踏み込むとそのまま勢いで1回転こいでしまいホイールに「もっとこげ」と言われているかのよう。これまでのホイールでは踏み込んでも2/3回転を過ぎるとペダルを引き上げるようなペダリングが必要だった。DURA-ACEを体感した。私のレベルでもわかる違いとはすごいものです。
リムが低いので加速に優れ、巡航速度の維持も思ったほど苦にならない。
もっと脚力があれば巡航性能を問うことができるのだろうが自分にとってはこれで十分。
実業団などに参戦するレベルの方が普段履きや練習用として使うらしい。
60km/hで箱根を下ってもホイールがたわむ感覚は全くなかった。
実にオールラウンドなホイールと思います。カンパやEASTONに比べると地味なデザインも精巧な工業製品という路線を感じます。

 まだこの上にカーボンホイールやチューブラーもあるのだから恐ろしいものです。ココからステップアップする場合は平地用か山岳用かを明確にしてチョイスするのでしょう。
自分としては未入荷のチューブレスタイヤを待ってこのホイールのパフォーマンスフル稼働となります。

4.トータル
 エンジンを鍛えれば(結局ココ!)いくらでも速く走れる気にになる1台に仕上がってます。
もっと乗り込んでやらないといけませんね。


nice!(1)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 3

hiroad

>エンジンを鍛えれば(結局ココ!)
エンジンがダメダメなままの私ですが
そろそろ新しいホイールは欲しいですねえ。

アルテにするなら思い切ってデュラにしちゃうほうがいいのかな?
by hiroad (2007-07-06 21:14) 

teruteru

 ウエムラパーツのバーゲン行ってきました。7/7までですがかなり安かったですよ。
 アルテかデュラかは予算と用途ですね。
アルミリムのモデルはどちらもリムの高さが低めなのでアップダウンを含むコース向きと言われています。もちろん平地で遅いわけではないので問題ないかとは思いますがショップで聞いた限りでは
コスパ;WH-6600>WH-7801SL>WH-7801
性能;WH-7801SL>WH-7801>WH-6600
 モデルチェンジ前で安売りしているデュラを見つけるかアルテを買うかでしょう。あと、お持ちのほかのホイールとキャラがかぶらないことも重要ですね。
by teruteru (2007-07-08 03:25) 

teruteru

>ウエムラパーツのバーゲン行ってきました。7/7までですがかなり…

7/8の間違えでした。まだやってます!
by teruteru (2007-07-08 03:26) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

行方不明鶴見川源流をたずねて ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。