シロクマ&越生梅林 [自転車(Panaクロモリ)]
・お誘い
会社の後輩O君から自転車のお誘い、「シロクマパン」に行きましょうという話。本当の名前はパン工房シロクマ、東京や埼玉の自転車乗りには有名なお店。もともと上尾に本拠地を置くブリジストンの自転車チームが練習で近くを訪れある選手が熱烈なファンになり雑誌などで紹介したのが始まりだそう。個人的には「今なら越生梅林だろ」と思いながらもお誘いに乗った。
・風は気まぐれ
午前7時頃、自宅を出発。森林公園往復では朝食をおろそかにしてガス欠に相成ったので今回はなか卯でしっかり朝食を取って荒川サイクリングロードへ。
しかし向かい風、途中の風速計を見ると7~8m、しかも向かい風。どないすねん!! もう風が治まるのを信じて走るしかない。スピードは15km/hくらいしか出ない。それでいて1台も抜かされない。普段ならこのスピードじゃどんどん追い抜かれるのに。35km先の秋ヶ瀬公園まで2時間かかった。さらに進むけど風は治まらず4時間がかりで待ち合わせ場所の入間川の落合橋へ。ここまで60km、普段なら3時間弱で到達するだろう。しかも脚に疲れが来ている。O君はと言えばほぼ同時に落合橋到着、しかし荒川区の自宅スタートではなく奥様の実家の狭山スタート、先日お子さんが生まれ奥様はご実家に帰っているとか。つまり彼は10kmも走っていない。
このまま近くの川越地ビールでも飲んで帰ろうかと思ったがさすがに不謹慎と思ったのでシロクマパンを目指した。
体力が有り余っているO君と対照的にこっちはアップアップ。彼は20km/hで走れるのだがこっちは15km/hが限界。越辺川の橋の上では横風にあおられ横転しそうになったけど高さ80cmほどの欄干につかまってなんとか川への転落を免れる。 かんべんしてよぉ~、と心の中では泣きが入る。
・物見山
越生の手前に自転車の練習コースとして有名な?物見山がある。O君はここの周回コースを攻めましょうと誘ってくれたが申し訳ないけど今日は余力がない。彼は一人で周回コースへ飛び出した。しばらくして戻ってきたので感想を聞くと、なかなか良い練習コースだったとのこと。よそのチームが練習していたのでまぎれこんでラストの登りでぶっちぎったらしい。ご苦労!
・シロクマ
山影に入り向かい風は免れるようになった。軽いギアで徐々に回転数を上げて脚の回復を待ちながら越生へと向かった。下りでは50km/hまで持っていけたので一安心。いろは坂下りの経験からそれ以上のスピードは出すことができてもコントロールが難しいので今日はチャレンジは避けた。
でもってついにシロクマ到着。
すごく地味な場所にあるのだが噂どおりパンはうまい! しかも安い!
1個100~120円!! これはハマる!
ここまできたら梅林を見たくなったのでシロクマの店員さんに道を聞いた。梅林は満開でお見事。去年は母と熱海で梅を見たなぁ。
これで越生を離れ川越へ戻ることに。追い風で40km/h巡航できちゃう。しかもO君は私の背後について風除けとして使っている。しかしお互いこれを実力と思っちゃいかん(笑) 実力で40km/h巡航してみたいものです。
・地ビールの誘惑
往路で体力と時間を使いきってしまい、膝も痛くなってきた。これじゃ東京まで走って帰れないだろう。本来、事故などアクシデント対策で持ってきた輪行袋がある、これで電車で帰ることにした。そうなれば久々のサツマイモラガー!
これがうまい!! 芋の味がする地ビールに乾杯し本日の打ち上げ。ここでO君と別れ、時の鐘で一休み。
本川越からレッドアローで都内へ帰還。
・あとがき
途中、シートのポジションを調整しながら走ったけどここまでベストと思われるポイントは結構腰高な位置。でん部、腿の表裏、ふくらはぎと均等に疲れたことからバランスは悪くないのだろう。しかし、これでも走りきれるようになりたいものです。
風のばかやろ~
強風の中お疲れ様です。
土曜日日曜日は荒サイ江戸サイとも強烈な北風に
皆さん悩まされていたようで。
強い横風の吹きぬける橋を渡るのは確かに怖いですよね。
私は高いところが苦手なので特に怖いです。
水面見るのもイヤ。
by hiroad (2007-02-26 19:41)
>hiroadさん
マジで怖かったですよ。スピードに乗っていたらそのまま川に転落していたかもしれません。向かい風で10km/hそこそこでふらつきながらの走行だったのが幸でした。
追い風で東京まで帰ってくる脚があればいいのですがまだまだです。
by teruteru (2007-02-27 23:09)