雪道用自転車装備 ケーブル他 [自転車(TRAIL29er)]
北海道を離れて1年近くが経ちます。
当時は雪道を自転車通勤しており装備の備忘録としてケーブル、変速機、ドリンクホルダー、ホイールについてご紹介します。
1.ケーブル
錆びます、ステンレスケーブルに交換しましょう。
原因は道路に散布する融雪剤です。主成分は塩分です。
車で雪の高速道路を走ると車体に付着する白い成分です。
車の場合はすぐ洗車しないと数年で車体が錆びだらけになります。
変速機の操作も重く感じるようになりました。
シフトケーブルを今さらですがステンレス製に交換しました。
ケーブルがクロスしているのを見ておやっと思った方は自分でメンテナンスをされている証拠です。
ケーブル操作を軽くするためにワイヤーの引き回しを変えてみました。
そのため、正面でもシフトケーブルがもう1回交差してます。
実際に交換後はケーブル操作が大幅に軽くなりました。
2.変速機
自転車が倒れた際にシフトレバーが割れました。
こちらも交換です。
ハンドル固定用のボルトにはマリングリス(市販のウレアグリスで代替できます)を塗って錆び予防を図ります。
古いシフトレバーとケーブル。
ケーブルは錆びだらけ。
ケーブル拡大。
シフレバーを含めて変速機などのコンポは消耗品と割り切ってシマノでいう「X」の付かないグレードで十分です。
3.ドリンクホルダー
転倒した際に割れました。
プラスチック製だったのでホルダーが割れました、これが正解です。
金属製だったらホルダー固定部からフレームが損傷するかもしれません。
ホルダーが割れることでフレームを守りました。
ドリンクホルダーは樹脂製にしましょう。
4.ホイール
雪道を1シーズン走るとホイールにもダメージがあり、春になるころにはホイールがゆがみます。
毎年春にショップでホイールの振れ取りをお願いしてました。
ホイールは振れ取り可能なものを選びましょう。
今頃このような記事を書いてますが、現在でも記事別のアクセス数で雪道用の自転車と装備の記事が必ずベスト3に含まれます。
自分は北海道を離れましたが、ご興味を持っている方のお役に立てればと思います。
当たり前ですが実際に走るときは無理をせず、雪がぬかるんだ道では降りて押す、歩道で歩行者とすれ違う時も降りて押す、自転車保険に入る、車から見て目立つ服装やライト装着を心がける等も忘れずにご配慮ください。
おそらく雪道自転車記事は今回が最後になると思います。
実際に走られる方は安全に十分ご注意ください。
コンポや消耗品は割り切って高級品を使わないのは大賛成です。
高いからと言ってケチってメンテしないことの弊害の方が大きいと思います。
by soraneko (2015-02-03 19:50)
soranekoさん
雪道用途は錆びない、消耗品はまめに交換が鉄則のようです。
ロード系もブレーキが105以上であれば、あとはこだわらなくてもいいのかもしれません。
街乗りMTBならVブレーキの下位グレードでも十分に効きます。
by teruteru (2015-02-04 23:50)
先日帰札した際の、町中テカテカの状態をトライしてレポートして欲しかったなぁ~(^.^)
by suzuran6 (2015-02-06 06:54)
suzuran6さん
アイスバーンはこの自転車が最も得意とするシチュエーションで、歩くより滑らず安定してます。
以前の記事でこのようにまとめてます。
お時間のある時にご覧ください。
http://startingover.blog.so-net.ne.jp/2013-05-19
今週、札幌方面へ出張です。現地で合流できれば楽しかったですね。
by teruteru (2015-02-09 00:19)