TRAL29er メンテその2 [自転車(TRAIL29er)]
しばらく間が空きましたが、メンテ作業の続きです。(前回はこちら)
BBを取り外しました。 TANGE製LN-3912で337gでした。(
こちらが交換したBB、シマノBB-UN55です。
337-309=28gの軽量化になったようです。
この自転車の用途から考えると軽量化より、回転がスムーズになる方がありがたいです。
当たり前ですが、手で回しても引っかかりはなくスムーズに回ります。
この際なのでクランクの重量も測ってみました。 (シマノFC-M361)
左クランクは255g。続いて右クランク。
右クランクは656gでした。
左右クランクとBBを合計すると、
309+255+656=1220g
ロードで使っているダブルクランクより300g重いですが、思ったより軽いのが正直な印象です。
1500gくらいあるものと予想してました。
続いてリアディレーラーのぷーリー分解清掃です。
めちゃくちゃ汚れてます。これらを拭き取り、回転部にマリングリスを塗って組み付けます。
次はスタンドのねじ交換です。
ご覧の通り、クロメートメッキのネジですが亜鉛が酸化して白く変色してます。
同じメッキでもニッケルメッキなら耐食性が優れているのですが、数千円の自転車スタンドに
には安いネジしか使われないでしょう。
メッキの詳細についてはここが詳しいです。
結局、通販でステンレスのネジを手に入れて交換することにしました。
厳密には鉄のスタンド本体との接触部に防食シールをすべきですが、何ヶ月もウエットな状況に
さらされる訳ではないのでネジにマリングリスを塗るだけにします。
フレームとスタンドの接触部は購入したショップでフレーム側に透明なビニールテープを巻いてから
スタンドを取り付けてました。そのため、劣化すると見た目もカッコ悪いので、シリコンゴムシートを
挟んで取り付けることにしました。
これがショップ施工のビニールテープ。
取り付け工賃タダだったから文句は言えないけど、見栄え的にはNGですね、、、
こちらが取り付け後。見た目にもすっきりしました。
BBの取り付けです。デフォルトのBBのねじ山が錆びていたのは、グリスがねじ山全周に塗布されておらず、
グリスが途切れた部分から水が浸入したものと思われます。
今回はねじ山全周にマリングリスを塗りました。
四角軸のクランク取り付け部にも同じくマリングリスを塗ります。
クランクボルトも同様です。
チェーン接続にミッシングリンクを使うことも考えましたが、8速用チェーンコネクトピンのストックが
あったので、そのまま利用。
組みあがりました。
チェーン洗浄した後は潤滑剤です。チェーンの汚れを防ぐため、ワックス系のドライルブを塗ります。
今回はネットで評判の高かったエーゼット社のチェーンルブクリーンを使います。
使ってみたら、すごく良かったです。もうフィ○ッシュ○インを使うことはないでしょう。
Made in Japan万歳です。
オーバーホールの終わった自転車に乗ってみましたが、汚れを落としたためか走りが軽くなったような気がしました。
これでこの冬も乗り切れるでしょう。
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