愛車紹介 その3 BOMA CT-11 [愛車紹介]
07年BOMAという聞きなれないブランドのカーボンフレームでロードバイクを組んだ。
●スペック
パーツ | 仕様 |
フォーク | BOMA カーボンベントフォーク |
フロントディレーラ | SHIMANO FD-6600 |
リアディレーラ | SHIMANO RD-6600 |
シフター | SHIMANO ST-6600 |
クランクセット | SHIMANO FC-6650G 50×34T |
カセットスプロケット | SHIMANO HG-6600 12-27T |
チェーン | SHIMANO CN-6600 |
BBパーツ | SHIMANO BB-6600 68-107mm |
ペダル | SHIMANO PD-R540 (Panaクロモリから転用) |
ホイール | SHIMANO WH-7801-SL |
タイヤ | HUTCHINSON Fusion2 TUBELESS |
チューブ | - |
ブレーキ | SHIMANO BR-6600 |
ハンドルバー | ライトサイクルオリジナルカーボン 420mm(200g) |
ステム | bazooka SC 80mm (100mmより変更) |
ヘッドセット | KANE CREEK |
サドル | Sanmarco Cymano Allowheadgelaround (219g) |
シートピラー | FSA K-Force Light SB0 Carbon |
その他 | - |
参考重量 | 7.5kg(購入時ペダルレス) |
※購入時の姿
●購入経緯
06年、脚の靭帯手術後リハビリでロードに乗り始める。3年前にひざの靭帯手術をした後輩が同じ時期にロードを購入し一緒に走るがまったく歯が立たない。一緒に走っていて申し訳なくなるくらい。
体力が最大の要因だが10年以上の間の自転車の進歩を期待して?カーボンフレームの自転車購入を決意。
06年11月のサイクルモードあたりから選定をはじめ散々迷った挙句、07年5月ライトサイクルで新興メーカーBOMAのカーボンフレームを購入、パーツも購入して組み上げて頂く。
●コンセプト
ヒルクライムとロングライドを楽しむ。ショップのアドバイスによりコンフォートではなくレース向きのフレームをチョイス。当初はアンカーRFX-8を考えていた。フォークがストレートとベンドをチョイスできるため、ここはベンドを選んだ。
軽いホイールと軽いギア比をリクエストしてホイールはシマノのDURA-ACE(WH-7801-SL)、コンポはULTEGRAベースでクランクは50×34TのFC-R700、スプロケットは12-27Tをチョイスした。
●購入後の使用状況
実質のデビューは07年のMt.富士ヒルクライム。購入直後は慣らし運転で荒川を流してから箱根越えにトライ。
小田原鈴廣から箱根駅伝コースを芦ノ湖終点まで走ったところ1時間16分だった。これはクロモリでのベストタイムより25分速く驚異的なものであった。
ホイールの差が大きいと感じられた。
BOMA納車直前にMt.富士ヒルクライムのコースをクロモリで走ったところ1時間54分だった。当日は1時間40分をめざして走ることにした。
サイクルコンピュータも新調したためケイデンス(回転数)と心拍数を測定することができるためスピードメータは気にせず心拍と回転数でギアチェンジしながら走ったところ1時間28分台でゴール。ブロンズ色の参加賞をゲットした。
調子に乗って翌週、大手町の読売新聞本社から一人箱根駅伝を敢行。休憩込みで12時間20分かけて走破。
9月のもてぎエンデューロ、12月の東京エンデューロに参加。東京エンデューロは前年クロモリで走ったときより1周5kmのラップを1分以上短縮。
クロモリで39×23のギア比で箱根登れたので、BOMAに平地用の12-23Tのスプロケットのまま34×23Tで湯河原の椿ライン挑戦。ギア比は軽いのにハムストリングばかり張って登りはペースが上がらない。よくよく調べるとクロモリと比べてシートアングルが1度小さいためサドルの位置が4cm後ろになっていることが判明。これを修正するにはシートポストをセットバック無しにする必要があるため交換。
ステムも100→120mmとした。その後、下ハンドルを握りやすくするために90mmへ変更。
●改造履歴
・ギア関係
購入時は12-27Tだったが平地を走るには後段17Tと19Tを多用することが判明し、間を埋める18T付のスプロケット導入に動く。本当は13-25Tがほしかったがホイールが11or12Tトップしか使えないらしく12-23Tを平地用に入手平地で18Tを使いたくなり12-23Tを導入。平地用といいながらたいていの坂はこれでクリアできるはず。18Tの効果は絶大で同じペダリングでちょうどよいギアを選択しながら走ることが可能になった。34×23はノーマルクランクの39×26.4に相当。
09年東京→糸魚川ファストラン参加のため、フロントアウターを50→48Tに変更。
BOMA購入時、FC-R700はシマノ唯一のコンパクトクランクだったが、その後バリエーションも増え、フレームとのカラーのマッチングに惹かれFC-6650Gを中古で購入。フロンとアウターはFC-6650Gの50Tをそのまま使うことにした。
・ステム
当初の100mmが遠く感じたためお気楽仕様で90mmを導入。ハンドルが近くなったので下ハンドルのポジションがとりやすくなった。シートポストをセットバック無しにしたときに120mmも使ってみたが結局長すぎたようで90→80mmと段々短くなった。
・サドル
当初装着のSanmarco SKNproはサドルの幅が広すぎると感じた(145mm)。
ペダリングするとサドルの広い部分に内腿が接触してこぎずらい。
幅130~135mmで平地と登りでポジション前後移動するため、これらの条件にかなうサドルに変えたい。
08年12月、ネットオークションでサンマルコのカイマノアローヘッドジェルアラウンドを入手。
乗ってみて、思ったより乗り心地は硬いがポジションを前後に移動できることはメリット。
その後、購入したSellaItalia FLITE GelFlow と比較。こちらはPanaクロモリ号に転用したので
カイマノをBOMAで継続使用とした。
・今後
セラミックベアリング球にも興味があります。
鉄より比重が軽く硬度が高く回転部の軽量化と回転抵抗の低減つながります。
でもセラミック球って鉄より硬いのでベアリングレースの消耗具合が気になります。
大丈夫なのでしょうか?
ハンドルの高さをPanaクロモリと比べて30mm高くしてます。あえて下ハンドルが容易になることを狙っているためです。上ハンドルでは明らかにアップライトポジションで腕よりお尻に体重がかかってしまいます。一度、Panaクロモリと同じ高さに揃えて比べる必要があります。
→揃えました。
次は11速化でしょうか。
11速であれば12-25Tにも18Tが存在します。
30km/h付近の巡航に便利な18Tがあり、劇坂以外の登りに対応できる25Tがあればほとんどのシーンで事足りるでしょう。
しかし、ホイールも交換になるのがネック。
ギヤ周りをけっこう頻繁に変更されてますねー。
私は面倒くさがりなので今あるヤツでいいや、みたいな。
by hiroad (2009-07-12 23:11)
hiroad様
ギア比は悩みますねぇ。
脚力と走るコースで使い分けるようにしました。
スプロケ交換も慣れると苦にならないのでメンテの一環と思って取り組まれてはいかがでしょう。
by teruteru (2009-07-13 22:34)
こんばんは!
私は見覚えのあるブランドです。自転車屋さんはめったに行きませんし、必要な用品を買ったらそそくさと店を出てしまいますから、たぶんテレビの中継で見たのだと思います。(実物見てしまうと買いたくなるのでできるだけ完成車などは見ないようにしています)
プロチームかコンチネンタル・プロチームで採用されているフレームではないですか?
追い込んでいくと、目的別にギアの歯数などが気になってくるものなのですね。私はケイデンスを上げるような走り方に変えてから、アウターの歯数を増やして途中を細かくできたら良いなぁ と、考えるようになってきました。
まだ先の話なのですが、その時はアドバイスいただければありがたいのですが。
ところでスプロケは、チェーンが付いた工具だけで外せるものなのでしょうか? 時折、クランク側のチェーンを外して灯油や軽油でチェーンを洗浄するのですが、スプロケットも外して洗わないとあまり綺麗にならないので、チェーン・カッターと供にスプロケ外し工具も手に入れようかと思案中です。
コメント欄で質問してしまい、恐縮ですが教えていただけますか。
by kanchi (2009-07-15 22:37)
kanchi様
>ところでスプロケは、チェーンが付いた工具だけで外せるものなのでしょうか?
↓このあたりを参考にされるといいですよ。
http://www.cb-asahi.co.jp/html/size/sproke.html
よく、灯油で洗浄されている方がいますが私はベンジンで洗ってます。
洗浄後、乾燥がすばやく便利です。
BOMAはプロチームに供給されてはいないと思いました。
個人レベルでサポートしている選手がいます。
http://www.bomabike.com/support.html
私が乗っているフレームは↓で
http://www.bomabike.com/products/ct-11c.html
レース向きな特徴を持っており、私には少々硬く感じます。
by teruteru (2009-07-17 22:55)
ご回答ありがとうございました。
昨年か一昨年のツール・ド・スイスで地元のセミプロ・チームがBMCなどの普段見慣れないフレームでみたことがあったように感じていましたが、間違って記憶していたようです。フレーム紹介のHPを見てみましたが、ソリッドな漕ぎ心地のフレームのようですね。
すぐ近所にGSがあり、洗浄後の軽油や灯油を処分してもらえるのでベンジンは選択肢ではありませんでした。ご指摘の通り、ベンジンならば速乾ですね!
スプロケの件、参考になりました。購入の際にカンパでの使用の可否を確認して手に入れようと思います。ありがとうございました。
by kanchi (2009-07-20 03:48)